ある日の食卓...大根の煮物
工夫すればしただけ味になって帰ってくる。
では、手を抜けば美味しくないか?というと必ずしもそうではなくて、素材自体が美味しければ手など加えない方が美味しかったりするから厄介だ...いや、面白い。
さて、大根を工夫してみた。
これまでに大根に煮物はいろいろ作っている。
今回のは、
①厚さ3cmほどに輪切りした大根を下茹で(お米と一緒に煮て、あくを抜く)。
②下茹でした大根の中央付近にあの手この手?で穴をあける。
③開いた穴に、鶏もも肉にハーブソルトと粗びき胡椒をふったものを詰め込む。
④今度は、ウェイパー、鶏がらダシ(粉末)を味を見ながらいれた中華スープで煮る。
⑤オイスターソース、醤油で味をつけ、塩で調える。
狙いは、鶏肉の脂、うまみを大根に吸わせながら、ちょっと和だしでばかり煮物にしている大根を中華スープで煮てみたらどうだろう、と試してみたもの。
もっとも、大根は薄切りだんざく形にしたものを中華スープに入れてよく食べているので、目新しいものではないが。
で、味。
思ったほどインパクトがなかった。まぁ美味しいけど。
以前作ったこっちはなかなかだった。
輪切りにした大根の皮をむいた後、そのまま皮をむくのと同じように周方向に厚さ5mm程度に向いていく。当然、ある程度でポキっと折れるが気にしない。
もう剥けない、というところまで行ったら、これをばらす。
中心側から、大根、豚ロース薄切り肉、大根、肉と巻き込んでいって...つまりばらした大根の間に豚肉をはさみながらもとに戻していくわけだ。
完成したら楊枝を3方向から刺して固定して、だし汁で煮る。
これは美味かった。豚肉のうまみ、脂が大根にしみこみ、なんとも...
ただ、作るのが面倒なので、そのあとは、たんに薄目に輪切りした大根の間に豚肉をハンバーガーのように層状に挟んで同じように似てみたが、このときは大根が質が悪かったこともあって、いまいちだった。
ひまなときにまた作ってみたい一品だね。見た目もいいでしょ。
また、和だしで大根を煮る場合、竹輪はいいね。味がよく出るので出汁を補強する。
あとはタコ。こいつもなかなか。
それとやっぱり鶏肉だね。脂身の多いもも肉がいい。
大根は安い時には一本100円を下回るので、非常に家計にやさしい。使わない手はない食材。なんとか工夫して、もっと美味しくいただきたいものだな~
ただし、味噌汁とかに入れて使っていると、いつまでたっても独り暮らしだと大根は減らない。ぞっとする。
なので、煮物がいいんだな。まとまった量消費できるから
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